にせじまのめも
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ENo.328
紡風なぜる
とそのサブキャラ イナサ
≪紡風なぜる≫
苗字の読みは「つむぎかぜ」
運び手として初めての仕事を仰せつかりこの島へ。
ミントグリーンの髪に金色の瞳をもつ。
世間知らずでお人よしで浮世離れしている。
柔らかく言うと天然、簡単に言えば馬鹿。
趣味は裁縫。
≪風の運び手≫
“其処に吹けば其処に生まれ
其処に吹きて其処に絶える”
数々の伝承に描かれる放浪の民。
彼等が訪れた土地には一陣の風が吹き、
以降数年は安定した天候に恵まれると伝えられている。
その実体は――人間ではなく、そもそも生物ですらない。
“風そのもの”である。
運び手自身が風なのだから、
厳密に言えば風の運び手という呼称は誤りである。
が、事実を逐一説明するよりも都合が良い為、
いつしか本人達も、自分達のことをそう説明するようになった。
彼等の実の文化体系・存在理由などには不明な点が多い。
≪烈風戦士ストーミオン≫
なぜるは角杖術使用時(=杖装備時)、
普段側頭部に生えている角が、杖の先に移行する。
それを他の人にバレたくないという、
ただそれだけのために開発したバトルスーツを着用した姿。
スーツ(通称ストーミオンスーツ)自体に特別な仕組みはないが、
これを着ていると気が大きくなるらしく、
なぜるの口調や態度も変わる。
本人としては完璧な変装のつもりだが……
≪イナサ≫
なぜるの角に結ばれた風鈴。喋る。
風の運び手の仕事をサポートするための存在。
なぜるにとっては上司的な立場にあたり、
色々な事を教えてくれる優しい風鈴として慕われてもいるが、
世間知らずななぜるに文字通り振り回されている。
苦労人ならぬ苦労風鈴。
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